学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO53P010
理由で解く 作業療法士
テーブルを高くして前腕支持を得ると、上肢挙上とATNRの誘発が抑えられ、頸部前屈で正中位保持ができ摂食が安定する。
アテトーゼ型脳性麻痺では不随意運動と非対称性緊張性頸反射(ATNR)が摂食動作を妨げる。頭部が右を向くとATNRで右上肢が伸展し口へ運びにくい。肘当てと同じ低いテーブルでは上肢を大きく挙上する必要があり不随意運動やATNRを助長する。テーブルを補高すると前腕をテーブルに載せて支持でき、上肢の挙上量が減り、やや頸部前屈位で正中位を保ちやすくなるため、口へのリーチが安定し誤嚥予防にもつながる。皿を右側に置くと頭部右向き=ATNRを助長し、細い柄は把持能力が低い児には不適(太い柄が握りやすい)で、60度ティルトは過度な後傾で摂食に不利である。BFOは筋力低下向けで、不随意運動が主体のアテトーゼには固定性が得られず不適である。
| 調整 | 狙い/可否 |
|---|---|
| テーブル補高 | 前腕支持・ATNR抑制(適) |
| 皿を右側 | ATNR助長(不適) |
| 細い柄 | 把持しにくい(不適) |
| 太い柄 | 把持しやすい(適) |
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