学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO53P001
理由で解く 作業療法士

閉塞性換気障害=1秒率70%未満(縦軸で下側=図のD)、拘束性換気障害=%肺活量80%未満(横軸で左側=図のA)。閉塞は「吐けない(1秒率)」、拘束は「膨らまない(%肺活量)」で軸を対応させ、両方低下する左下が混合性(C)、両方正常な右上が正常(B)と覚える。
この図は縦軸に1秒率(FEV1%、気道閉塞の指標)、横軸に%肺活量(%VC、肺の拡張性の指標)をとり、1秒率70%と%肺活量80%の2本の境界線で平面を4領域に分ける換気障害分類図である。閉塞性換気障害は気道が狭く息を吐き出しにくい病態で「1秒率<70%」が診断基準、拘束性換気障害は肺が十分に膨らまない病態で「%肺活量<80%」が診断基準となる。4領域は、右上(1秒率≥70%・%VC≥80%)=正常=B、左上(1秒率≥70%・%VC<80%)=拘束性=A、右下(1秒率<70%・%VC≥80%)=閉塞性=D、左下(1秒率<70%・%VC<80%)=両者を併せ持つ混合性=Cに対応する。したがって閉塞性=D、拘束性=Aとなり、正答は選択肢4である。閉塞性は縦軸(1秒率低下)、拘束性は横軸(%肺活量低下)で規定される点を押さえれば各領域を機械的に判定できる。
| 型 | %肺活量(%VC) | 1秒率(FEV1.0%) | 代表疾患 |
|---|---|---|---|
| 閉塞性 | 保持(≧80%) | 低下(<70%) | COPD・気管支喘息 |
| 拘束性 | 低下(<80%) | 保持(≧70%) | 間質性肺炎・肺線維症 |
| 混合性 | 低下 | 低下 | 進行例など |
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