学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO53A014
理由で解く 作業療法士
命令的幻聴による放浪で再入院した直後の退院早期であり、まず精神症状(幻聴)が生活・行動にどう影響しているかを把握して再発・逸脱行動のリスクを管理することが最優先である。
本患者は命令的内容の幻聴に左右されて3日間放浪し再入院に至っており、幻聴が現実の行動を支配する危険性がある。退院1か月後にデイケアを始めたこの時点では、幻聴などの精神症状が服薬状況・睡眠・行動・安全にどのように影響しているかを把握することが、再発防止と本人の安全確保の観点から最も重要である。認知機能・対人関係・余暇・就労希望はいずれも作業療法上大切な情報だが、症状が安定して生活が回り始めた段階で評価すべき事柄であり、症状再燃の危険が残る現時点では優先度が下がる。
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