学習トップ理由で解く 作業療法士第12章 ▸ 一般 / QO53A033

理由で解く 作業療法士

QO53A033 作業療法治療学

出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午前 問33
問題
関節リウマチ患者に対してスプリントを用いる目的で誤っているのはどれか。
選択肢
1 筋力増強
2 動作の補助
3 痛みの軽減
4 炎症の改善
5 関節アライメントの矯正
解答
正解1(筋力増強)
解説

RAのスプリントの目的は安静・保護による疼痛/炎症の軽減、変形(アライメント)の予防・矯正、動作補助。固定は筋力を増強しない。

関節リウマチのスプリントは、罹患関節を安静・保護し局所の炎症と疼痛を軽減する(安静スプリント)、進行する変形を予防し関節アライメントを矯正する(矯正スプリント)、把持や書字などの動作を補助する(機能的スプリント)ことを目的とする。一方、関節を固定・安静にすることは筋活動を減らすため、むしろ筋力低下を招きうる。筋力増強はスプリントの目的ではなく、これが誤り。

✓ 1. 誤り
筋力増強
スプリントは関節を固定・安静にするもので筋活動を減らし、筋力を増強する手段ではない(誤=これが正解)
✗ 2. 正しい
動作の補助
機能的スプリントは把持や書字などを補助する目的で用いる(正しい目的)
✗ 3. 正しい
痛みの軽減
関節の安静・保護により疼痛を軽減できる(正しい目的)
✗ 4. 正しい
炎症の改善
局所安静により滑膜炎など炎症の軽減が期待できる(正しい目的)
✗ 5. 正しい
関節アライメントの矯正
尺側偏位やスワンネック変形などの予防・矯正に用いる(正しい目的)
ポイント
  • RAスプリントの目的=安静・疼痛/炎症軽減・変形予防矯正・動作補助
  • 固定は筋力を増強しない(むしろ低下)
  • 安静スプリント/機能的スプリント/矯正スプリントの使い分け
比較表
RAスプリントの種類と目的
種類目的
安静(休息)スプリント炎症・疼痛の軽減、関節保護
矯正スプリント変形予防・アライメント矯正
機能的スプリント把持・書字などの動作補助
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 作業療法士
App Store入手