学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第13章 ▸ 実地 / QO53A020
理由で解く 作業療法士
長期に治療中断していた対象者へのアウトリーチ初期では、まず本人の興味や関心事を把握して信頼関係を築くことが最優先で、指導的介入は関係構築の後に行う。
9年間治療を中断し、ようやく同意が得られて始まった訪問支援(アウトリーチ)である。この初期段階で最も大切なのは、本人が安心して支援を受け入れられるよう信頼関係(ラポール)を築くことである。そのためには本人の興味や関心事を把握し、本人の視点に立って関わることが最優先となる。いきなり服薬を強く勧める・整理整頓を促すといった指導的・侵襲的な関わりは、本人の警戒心を高め、せっかく得られた同意や関係を損なうおそれがある。1日複数回の訪問は負担が大きく初期には過剰で、毎回違うスタッフが訪問するのは安心感・関係構築を妨げるため、いずれも不適切である。
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