学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO53A017
理由で解く 作業療法士
うつ病では自責的な発言を否定も助言もせず、まず不安や苦しさを受容し支持的に寄り添うことが基本で、洞察や振り返りを促す介入は回復を待って行う。
うつ病の急性期〜回復途上では、患者は自責感・無価値感が強く、『私は怠け者』のような自己否定は症状そのものである。この段階で性格や考え方の問題を話し合ったり育児を振り返らせたりすると、自責感を強め負担となる。作業療法士はまず患者の不安・つらい気持ちを受け止めて支持的に寄り添い、安心できる治療関係を築くことが適切である。日記による自己モニタリングや認知面への働きかけ、育児の振り返り、家族との協力体制の検討は、症状が軽快し本人が前向きに取り組める時期になってから段階的に行う。
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