学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO53A011
理由で解く 作業療法士
関節リウマチの新規後頸部痛+歩行障害は環軸椎亜脱臼(頸髄症)を強く疑う所見であり、頸部の他動的・自動的可動域運動は脊髄圧迫を助長する禁忌行為である。
関節リウマチでは環軸関節の靱帯(横靱帯)が炎症で緩み、環軸椎亜脱臼をきたしやすい。新たに生じた後頸部痛と『歩きにくさ』は、頸髄が圧迫されて生じる頸髄症(痙性歩行・巧緻性低下)を疑わせる危険なサインである。この状況で頸部を大きく動かす可動域運動を行うと亜脱臼を増悪させ、四肢麻痺など重篤な神経障害を招くおそれがあるため禁忌である。頸部を過度に屈曲・伸展させない配慮(高い枕を避ける、柔らかすぎず頸部が沈まない寝具)や、転倒予防、関節保護のための椅子座位での調理はいずれも適切な対応である。
| 分類軸 | 内容 |
|---|---|
| ステージ(病期) | Ⅰ〜Ⅳでエックス線上の関節破壊の進行度を示す(Ⅱは軟骨下骨破壊なし〜軽度) |
| クラス(機能) | 1〜4で日常生活の機能障害度を示す(クラス3はセルフケアは可能だが職業・その他の活動に制限) |
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