学習トップ理由で解く 作業療法士第11章 ▸ 一般 / QO52P039

理由で解く 作業療法士

QO52P039 作業療法評価学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午後 問39
問題
幻覚の精神症状評価を含む尺度はどれか。2つ選べ。
選択肢
1 BPRS
2 CDR
3 FAST
4 LASMI
5 PANSS
解答
正解1(BPRS)、5(PANSS)
解説

統合失調症などの精神症状(幻覚・妄想を含む)を評価する尺度はBPRSとPANSSである。

評価尺度は「何を測るか」で整理する。BPRS(簡易精神症状評価尺度)は幻覚・思考障害・不安・敵意など広範な精神症状を評価する尺度、PANSS(陽性・陰性症状評価尺度)は陽性症状(幻覚・妄想など)と陰性症状、総合精神病理を評価する尺度で、いずれも幻覚の評価項目を含む。残りは認知症の重症度(CDR)、アルツハイマー病の病期(FAST)、精神障害者の社会生活機能(LASMI)を測る尺度であり、幻覚などの精神症状評価を主目的としない。

✓ 1. 正しい
BPRS
幻覚を含む広範な精神症状を評価する尺度
✗ 2. 誤り
CDR
認知症の重症度(臨床認知症尺度)を評価。精神症状評価ではない
✗ 3. 誤り
FAST
アルツハイマー型認知症の病期を機能面から段階評価する尺度
✗ 4. 誤り
LASMI
精神障害者の社会生活・生活障害を評価する尺度
✓ 5. 正しい
PANSS
陽性症状(幻覚・妄想)・陰性症状を評価する尺度
ポイント
  • 幻覚など精神症状評価=BPRS・PANSS
  • PANSSは陽性・陰性症状を評価
  • CDR・FASTは認知症、LASMIは社会生活評価
比較表
各評価尺度の対象
尺度評価対象
BPRS幻覚を含む精神症状全般
PANSS陽性症状・陰性症状(統合失調症)
CDR認知症の重症度
FASTアルツハイマー型認知症の病期
LASMI精神障害者の社会生活機能
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 作業療法士
App Store入手