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理由で解く 作業療法士
認知症のBPSD(行動・心理症状)には必ず本人なりの理由があり、行動パターンから原因・誘因を探って環境調整で対応する。
認知症の周辺症状(BPSD)である徘徊・興奮・介護抵抗などの『困った行動』は、本人にとっては不安・不快・満たされないニーズの表現であり、背景に痛み・空腹・不安・環境の不適合などの誘因がある。したがって、行動のパターン(いつ・どこで・どんな状況で起こるか)を観察して原因を推定し、誘因を取り除く環境調整・ケアの工夫を行うのが基本原則である。頭ごなしの制止や論理的説得は理解力の低下した本人にはかえって混乱・興奮を強める。単独行動を勧めるのは事故のリスクがあり、住環境を新たに変えることは見当識の混乱を助長するため不適切である。
| 対応 | 適否 |
|---|---|
| 行動パターンから原因を探る | 適切 |
| すぐに制止する | 不適切 |
| 論理的に説得する | 不適切 |
| 単独行動を勧める | 不適切(事故リスク) |
| 新たな住環境を用意する | 不適切(混乱助長) |
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