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理由で解く 作業療法士

右利き(左優位半球)患者の左頭頂〜後頭部の脳出血では、優位半球病変でみられる左右失認(Gerstmann症候群の一徴)を考える。
水平断の頭部単純CTで、放射線科的表示(下部に右/左の標識)から患者の左側後方(左側脳室後角付近の外側〜後方、左頭頂〜後頭葉領域)に境界明瞭な高吸収(白色)病変を認め、急性期の脳内出血に相当する。右利きの患者では左半球が優位半球であり、優位半球の頭頂葉(角回付近)損傷ではGerstmann症候群(左右失認・手指失認・失書・失算)が生じうる。本例の左頭頂〜後頭部の出血はこの領域に合致し、その一徴である左右失認が最も考えられる。一方、左半側空間無視や着衣失行は劣位(右)半球病変で生じるため、本病変(左半球)とは反対側で合致しない。片麻痺は運動路(内包・運動野)の障害を要し、後方の本出血では主体でない。よって公式正答の左右失認と画像所見は整合する。
| 病変側 | 代表的症状 |
|---|---|
| 左(優位)頭頂葉 | Gerstmann症候群(左右失認・手指失認・失書・失算) |
| 右(劣位)頭頂葉 | 半側空間無視・着衣失行・病態失認 |
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