学習トップ / 理由で解く 臨床医学総論 / 医療概論・衛生学・関係法規 第2章 ▸ 2. 健康の保持増進と疾病予防 / Q28H004
理由で解く 臨床医学総論
三次予防は、発病して機能が損なわれた後に機能回復と社会復帰を図り、再発や後遺症を防ぐ段階である。リハビリテーションはこの段階の代表的な活動である。
健康教育と予防接種はいずれも発病前に働きかける一次予防、健康診査は症状のない時期に病気を見つける二次予防であり、リハビリテーションだけが発病後の段階に位置する。リハビリテーションは失われた機能の回復にとどまらず、残された能力を活かして日常生活・職業生活・社会生活に戻れるようにすることを目的とする。同じ列に並ぶのが機能回復訓練・社会復帰・適正配置・後遺症予防である。四つの選択肢を疾病の自然史の順(健康→発病→症状出現→回復期)に並べ替えると、三次予防にあたるものが一つだけであることがはっきりする。
| 段階 | ねらい | 代表例 |
|---|---|---|
| 0次予防 | 危険因子が生じる社会・環境条件そのものの発生を防ぐ | 健康的な選択がしやすいまちづくり、健康的な公共政策 |
| 一次予防 | 健康水準を高め、発病そのものを防ぐ | 健康教育・栄養・運動・休養、予防接種、事故防止、生活環境改善、職業病対策 |
| 二次予防 | 早期発見・早期治療で重症化を防ぐ | 健康診断・健康診査、人間ドック、がん検診、スクリーニング検査 |
| 三次予防 | 機能回復・社会復帰、再発と後遺症の防止 | リハビリテーション、機能回復訓練、社会復帰、適正配置、後遺症予防 |
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