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理由で解く 臨床医学総論

Q28H001 医療概論

出典:鍼灸 第28回(2020) 問題1
問題
要介護者に対して、居宅、通所、短期間宿泊により、入浴、排泄、食事等の介護、その他の日常生活上の世話や機能訓練を行うのはどれか。
選択肢
1 小規模多機能型居宅介護
2 認知症対応型共同生活介護
3 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
4 地域密着型通所介護
解答
正解1(小規模多機能型居宅介護)
解説

示された内容は、通い(通所)を中心に、必要に応じて訪問と短期間の宿泊を同じ事業所で組み合わせる地域密着型サービスの説明である。したがって1が正しい。

小規模多機能型居宅介護は、一つの事業所が「通い・訪問・泊まり」を一体で提供するサービスで、顔なじみの職員が続けて関わるため、環境の変化に弱い高齢者でも在宅生活を続けやすい。他の3肢はいずれも地域密着型サービスだが、提供する形が異なる。認知症対応型共同生活介護は共同生活住居に住む形、定期巡回・随時対応型訪問介護看護は自宅を訪れる形、地域密着型通所介護は通いだけの形である。「三つの機能を兼ねるのはどれか」という視点で見分けるとよい。

✓ 1. 正しい
小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護は、通い・訪問・泊まりを組み合わせて、入浴・排泄・食事等の介護や機能訓練を提供する地域密着型サービスである。設問の記述と一致する。
✗ 2. 誤り
認知症対応型共同生活介護
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、認知症の要介護者が共同生活住居に入居して介護を受ける形態であり、通いや泊まりを組み合わせるサービスではない。
✗ 3. 誤り
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、日中・夜間を通じて定期的な巡回と随時の対応で自宅を訪問する形態であり、通いや宿泊は行わない。
✗ 4. 誤り
地域密着型通所介護
地域密着型通所介護は、小規模な通所介護(デイサービス)であり、通いのみを提供する。訪問や宿泊は含まれない。
ポイント
  • 小規模多機能型居宅介護=通い+訪問+泊まりを一体で提供する。
  • 認知症対応型共同生活介護=共同生活住居(グループホーム)での介護。
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護=日中夜間を通じた訪問の形態。
  • 地域密着型通所介護=小規模な通所介護(通いのみ)。
  • 重要用語: 小規模多機能型居宅介護, 地域密着型サービス, 認知症対応型共同生活介護 を正確に理解しておくこと。
比較表
サービス通い訪問泊まり
小規模多機能型居宅介護○○○
地域密着型通所介護○——
定期巡回・随時対応型訪問介護看護—○—
認知症対応型共同生活介護共同生活住居に住まいながら介護を受ける(グループホーム)
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