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理由で解く 臨床医学総論
4つのうちランダム化比較試験だけが、研究者が要因を無作為に割り付ける介入研究である。無作為割付けによって交絡を制御できるため、証拠(エビデンス)の質が最も高い。
生態学的研究・症例対照研究・コホート研究は、いずれも対象をありのままに観察する観察研究である。観察研究では、要因と疾病の双方に関連する第三の要因(交絡因子)が混じり込み、見かけの関連を生む可能性を完全には排除できない。ランダム化比較試験(RCT)は、対象者を無作為に介入群と対照群に割り付けるので、既知の交絡要因だけでなく、まだ知られていない要因まで両群に均等に分布することが期待でき、結果の差を介入の効果とみなしやすい。加えて盲検化(単盲検・二重盲検)を行えば、評価の際に生じる情報のかたよりも減らせる。ただし人を対象とする以上、インフォームド・コンセントなど倫理的配慮が不可欠である。
| 研究デザイン | 研究者の関与 | 交絡の制御 |
|---|---|---|
| 生態学的研究 | なし(集団単位で観察) | 難しい |
| 症例対照研究 | なし(過去の曝露を調査) | 統計解析で一部のみ |
| コホート研究 | なし(追跡して観察) | 統計解析で一部のみ |
| ランダム化比較試験 | あり(無作為に割り付ける) | 既知・未知とも制御できる |
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