学習トップ / 理由で解く 臨床医学総論 / 医療概論・衛生学・関係法規 第2章 ▸ 9. 成人・高齢者保健 / Q19A006
理由で解く 臨床医学総論
HDLコレステロールは高いほうが望ましく、危険因子となるのは低HDLコレステロールである。したがって「高HDLコレステロール」は危険因子ではない。
生活習慣病の危険因子には、高血圧・高血糖・脂質異常(低HDLコレステロール、高LDLコレステロール、高中性脂肪)・肥満・喫煙・過度の飲酒・運動不足・食塩の過剰摂取などがある。脂質の項目だけは向きが一様でない点が落とし穴で、HDLコレステロールについては「低いこと」がリスクである。メタボリックシンドロームの診断基準でもHDLコレステロールは低値がリスクとして扱われる。「高」という語がついているから危険因子だろうと即断せず、その指標が高いほうが問題なのか低いほうが問題なのかを一つずつ確かめる習慣をつけたい。
| 指標 | 危険因子となる向き |
|---|---|
| 血糖 | 高値(高血糖) |
| 血圧 | 高値(高血圧) |
| 中性脂肪・LDLコレステロール | 高値 |
| HDLコレステロール | 低値(高値は危険因子ではない) |
| 体格 | 肥満(内臓脂肪の蓄積) |
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