学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0677

理由で解く 臨床医学総論

Q0677 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第9回(2001) 問題67
問題
ショックを起こしやすい疾患はどれか。
選択肢
1 脳出血
2 狭心症
3 重症熱傷
4 腎結石症
解答
正解3(重症熱傷)
解説
✗ 1. 誤り
脳出血
脳出血は頭蓋内圧亢進により高血圧を呈することが多く、ショックにはなりにくい。
✗ 2. 誤り
狭心症
狭心症は一過性の心筋虚血であり胸痛が主症状で、通常ショックには至らない。
✓ 3. 正解
重症熱傷
✓ 正しい。 重症熱傷では体表面からの大量の血漿喪失により循環血液量が急速に減少し、ショック(熱傷ショック)を起こしやすい。教科書にも「症候性低血圧は大出血、脱水、心筋梗塞、敗血症などで起きる」と記載されており、熱傷は大量の体液喪失をきたす代表的な原因である。脳出血は高血圧を呈することが多くショックにはなりにくく、狭心症は一過性の心筋虚血でショックまでは至らず、腎結石症は疼痛が主でショックはきたしにくい。
✗ 4. 誤り
腎結石症
腎結石症は側腹部の激痛が主症状であるが循環動態には大きく影響せずショックはきたしにくい。
ポイント
  • 重症熱傷は大量の血漿喪失により血液量減少性ショック(熱傷ショック)を起こす。
  • 重症熱傷では体表面からの大量の血漿喪失により循環血液量が急速に減少し、ショック(熱傷ショック)を起こしやすい。
  • 教科書にも「症候性低血圧は大出血、脱水、心筋梗塞、敗血症などで起きる」と記載されており、熱傷は大量の体液喪失をきたす代表的な原因である。
  • 重要用語: 熱傷ショック、を起こす を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第9回(2001) 問題67|ショックを起こしやすい疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第9回(2001) 問題67|ショックを起こしやすい疾患はどれか。
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