学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ P. 発疹(症状) / Q0672

理由で解く 臨床医学総論

Q0672 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第24回(2016) 問題48
問題
発疹部に痛みを伴うのはどれか。
選択肢
1 麻疹
2 帯状庖疹
3 アトピー性皮膚炎
4 接触性皮膚炎
解答
正解2(帯状庖疹)
解説
✗ 1. 誤り
麻疹
麻疹は発熱とカタル症状に続いて全身の紅斑が出現するが、発疹部の痛みは伴わない。
✓ 2. 正解
帯状庖疹
✓ 正しい。 帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によりデルマトーム(皮膚分節)に沿った水疱・紅斑と神経痛を呈する疾患であり、発疹部に強い痛み(神経痛)を伴うのが特徴である。麻疹は発熱と全身の紅斑が主で痛みは伴わず、アトピー性皮膚炎は搔痒が主症状、接触性皮膚炎も搔痒が主で痛みは典型的でない。
✗ 3. 誤り
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は慢性の搔痒を伴う湿疹が特徴であり、痛みではなく痒みが主症状。
✗ 4. 誤り
接触性皮膚炎
接触性皮膚炎はアレルゲンや刺激物との接触による湿疹で、搔痒が主であり痛みは典型的でない。
ポイント
  • 帯状疱疹は発疹部に神経痛を伴うのが特徴で、デルマトームに沿って片側性に出現する。
  • 帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によりデルマトーム(皮膚分節)に沿った水疱・紅斑と神経痛を呈する疾患であり、発疹部に強い痛み(神経痛)を伴うのが特徴である。
  • 麻疹は発熱と全身の紅斑が主で痛みは伴わず、アトピー性皮膚炎は搔痒が主症状、接触性皮膚炎も搔痒が主で痛みは典型的でない。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
感染症 発疹の特徴
麻疹 カタル期後に全身の紅斑・コプリック斑
風疹 全身の淡い紅斑・リンパ節腫脹
水痘 紅斑→水疱→痂皮(各段階が混在)
帯状疱疹 片側性の帯状水疱・神経痛
猩紅熱 びまん性紅斑・いちご舌
梅毒(第2期) バラ疹・扁平コンジローマ
流行性耳下腺炎 発疹なし(耳下腺腫脹が主)
解説画像
鍼灸 第24回(2016) 問題48|発疹部に痛みを伴うのはどれか。 解説図
鍼灸 第24回(2016) 問題48|発疹部に痛みを伴うのはどれか。
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