学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ N. 発熱・のぼせ・冷え / Q0658

理由で解く 臨床医学総論

Q0658 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第16回(2008) 問題56
問題
発熱がみられないのはどれか。
選択肢
1 結核
2 甲状腺機能低下症
3 皮膚筋炎
4 肺癌
解答
正解2(甲状腺機能低下症)
解説
✗ 1.
結核
✗ 正しい。結核は慢性感染症であり、微熱(午後の微熱)・盗汗が特徴的である。
✓ 2. 正解
甲状腺機能低下症
✓ 誤り。 甲状腺機能低下症は基礎代謝の低下による低体温・寒がりが特徴であり、発熱はみられない。結核は感染症として微熱を呈し、皮膚筋炎は膠原病として発熱を伴い、肺癌は悪性腫瘍として腫瘍熱を生じうる。教科書にも「発熱は感染症、悪性腫瘍、膠原病で生ずる」と記載されている。
✗ 3.
皮膚筋炎
✗ 正しい。皮膚筋炎は膠原病であり、発熱・筋力低下・皮疹を伴うことが多い。
✗ 4.
肺癌
✗ 正しい。肺癌は悪性腫瘍として腫瘍熱(不明熱の原因)を生じうる。
ポイント
  • 甲状腺機能低下症は代謝低下により低体温となり、発熱はみられない。
  • 甲状腺機能低下症は基礎代謝の低下による低体温・寒がりが特徴であり、発熱はみられない。
  • 結核は感染症として微熱を呈し、皮膚筋炎は膠原病として発熱を伴い、肺癌は悪性腫瘍として腫瘍熱を生じうる。
  • 重要用語: 発熱はみられない を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第16回(2008) 問題56|発熱がみられないのはどれか。 解説図
鍼灸 第16回(2008) 問題56|発熱がみられないのはどれか。
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