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理由で解く 臨床医学総論

Q0655 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第12回(2004) 問題57
問題
テタニーをきたさないのはどれか。
選択肢
1 過換気症候群
2 副甲状腺機能低下症
3 原発性アルドステロン症
4 アジソン病
解答
正解4(アジソン病)
解説
✗ 1.
過換気症候群
✗ 正しい。過換気症候群では呼吸性アルカローシスによりイオン化カルシウムが低下しテタニーを生じる。
✗ 2.
副甲状腺機能低下症
✗ 正しい。副甲状腺機能低下症ではPTH低下により低カルシウム血症となりテタニーを生じる。
✗ 3.
原発性アルドステロン症
✗ 正しい。原発性アルドステロン症では低カリウム血症による代謝性アルカローシスからテタニーが起こりうる。
✓ 4. 正解
アジソン病
✓ 誤り。 テタニーは低カルシウム血症で生じる筋肉の痙攣であり、過換気症候群ではアルカローシスによりイオン化カルシウムが減少してテタニーが起こる。副甲状腺機能低下症では低カルシウム血症、原発性アルドステロン症では低カリウム血症によるアルカローシスからテタニーが生じる。アジソン病は副腎皮質機能低下症でありテタニーは起こらない。
ポイント
  • テタニーの原因は低カルシウム血症であり、副甲状腺機能低下症・過換気が代表的。
  • テタニーは低カルシウム血症で生じる筋肉の痙攣であり、過換気症候群ではアルカローシスによりイオン化カルシウムが減少してテタニーが起こる。
  • 副甲状腺機能低下症では低カルシウム血症、原発性アルドステロン症では低カリウム血症によるアルカローシスからテタニーが生じる。
  • 重要用語: 副甲状腺機能低下症、過換気が代表的 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第12回(2004) 問題57|テタニーをきたさないのはどれか。 解説図
鍼灸 第12回(2004) 問題57|テタニーをきたさないのはどれか。
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