学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ K. 肩こり・頸肩腕痛・肩関節痛・上肢痛 / Q0628

理由で解く 臨床医学総論

Q0628 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第16回(2008) 問題66
問題
頸腕症候群の検査法でないのはどれか。
選択肢
1 アドソンテスト
2 スパーリングテスト
3 マックマレーテスト
4 ライトテスト
解答
正解3(マックマレーテスト)
解説
✗ 1.
アドソンテスト
✗ 正しい。アドソンテストは頸を回旋させ深吸気時に橈骨動脈拍動の減弱をみる胸郭出口症候群の検査法である。
✗ 2.
スパーリングテスト
✗ 正しい。スパーリングテストは頸椎を患側に側屈・後屈させて神経根圧迫症状を誘発する検査法である。
✓ 3. 正解
マックマレーテスト
✓ 誤り。 マックマレーテストは膝関節の半月板損傷を検査する方法であり、頸腕症候群(頸部から上肢の神経障害)の検査法ではない。アドソンテストは胸郭出口症候群、スパーリングテストは頸椎神経根症、ライトテストは胸郭出口症候群の検査法であり、いずれも頸腕症候群に関連する。
✗ 4.
ライトテスト
✗ 正しい。ライトテストは上肢を挙上した際の橈骨動脈拍動減弱をみる胸郭出口症候群の検査法である。
ポイント
  • マックマレーテストは膝関節(半月板損傷)の検査であり、頸腕症候群の検査ではない。
  • マックマレーテストは膝関節の半月板損傷を検査する方法であり、頸腕症候群(頸部から上肢の神経障害)の検査法ではない。
  • アドソンテストは胸郭出口症候群、スパーリングテストは頸椎神経根症、ライトテストは胸郭出口症候群の検査法であり、いずれも頸腕症候群に関連する。
  • 重要用語: 半月板損傷、検査であり、頸腕症候群の検査ではない を正確に理解しておくこと。
比較表
検査法 検査対象 方法の概要
アドソンテスト 胸郭出口症候群(斜角筋) 頸を患側回旋+深吸気→橈骨動脈拍動減弱
ライトテスト 胸郭出口症候群(過外転) 上肢挙上外転→橈骨動脈拍動減弱
スパーリングテスト 頸椎神経根症 頸椎を患側側屈・後屈→上肢放散痛誘発
ジャクソンテスト 頸椎神経根症 頸椎後屈+頭部軸圧→上肢放散痛
モーリーテスト 胸郭出口症候群 鎖骨上窩圧迫→上肢放散痛
解説画像
あマ指 第16回(2008) 問題66|頸腕症候群の検査法でないのはどれか。 解説図
あマ指 第16回(2008) 問題66|頸腕症候群の検査法でないのはどれか。
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