学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ I. 月経異常・不正性器出血 / Q0602

理由で解く 臨床医学総論

Q0602 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第16回(2008) 問題61
問題
閉経後に悪化するのはどれか。
選択肢
1 子宮筋腫
2 関節リウマチ
3 気管支喘息
4 骨粗鬆症
解答
正解4(骨粗鬆症)
解説
✗ 1. 誤り
子宮筋腫
子宮筋腫はエストロゲン依存性の良性腫瘍で、閉経後はエストロゲン低下により縮小する。
✗ 2. 誤り
関節リウマチ
関節リウマチは自己免疫疾患であり、閉経による直接的な悪化は典型的ではない。
✗ 3. 誤り
気管支喘息
気管支喘息は気道の慢性炎症であり、閉経との直接的な関連は低い。
✓ 4. 正解
骨粗鬆症
✓ 正しい。 骨粗鬆症は閉経後にエストロゲン分泌が低下することで骨吸収が亢進し、骨密度が低下して悪化する疾患である。子宮筋腫はエストロゲン依存性腫瘍であり閉経後はむしろ縮小する。関節リウマチや気管支喘息は閉経との直接的な関連は低い。
ポイント
  • 閉経後のエストロゲン低下により骨吸収が亢進し骨粗鬆症が悪化する。
  • 骨粗鬆症は閉経後にエストロゲン分泌が低下することで骨吸収が亢進し、骨密度が低下して悪化する疾患である。
  • 子宮筋腫はエストロゲン依存性腫瘍であり閉経後はむしろ縮小する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
月経異常の種類 定義・特徴 主な原因
原発性無月経 思春期を過ぎても月経が発来しない ターナー症候群などの先天性疾患・子宮形態異常
続発性無月経 正常月経があった後に3か月以上停止 ストレス・運動過多・神経性食思不振症・下垂体腫瘍・妊娠
過多月経 月経量が異常に多い 子宮筋腫(最多)→鉄欠乏性貧血の原因
月経困難症 月経に伴う下腹部痛・腰痛 子宮筋腫・子宮内膜症・機能性月経困難症
月経前症候群(PMS) 月経前に出現し月経開始で消失 黄体期のホルモン変動
早発閉経 40歳未満で閉経 卵巣機能不全

表: 月経異常の分類と原因

解説画像
鍼灸 第16回(2008) 問題61|閉経後に悪化するのはどれか。 解説図
鍼灸 第16回(2008) 問題61|閉経後に悪化するのはどれか。
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