学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ G. 便秘・下痢・食欲不振 / Q0587

理由で解く 臨床医学総論

Q0587 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第16回(2008) 問題57
問題
便秘をきたす疾患はどれか。
選択肢
1 潰瘍性大腸炎
2 過敏性腸症候群
3 細菌性腸炎
4 吸収不良症候群
解答
正解2(過敏性腸症候群)
解説
✗ 1. 誤り
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸の慢性炎症で粘血便を伴う下痢が主症状であり、便秘は典型的ではない。
✓ 2. 正解
過敏性腸症候群
✓ 正しい。 過敏性腸症候群は腸管の機能異常により下痢型・便秘型・交替型に分類され、便秘をきたすことがある。潰瘍性大腸炎は粘血便・下痢が主症状、細菌性腸炎は急性の下痢・嘔吐が主症状、吸収不良症候群は脂肪便・下痢が主症状であり、いずれも便秘の原因とはならない。
✗ 3. 誤り
細菌性腸炎
細菌性腸炎は急性の感染性下痢であり便秘はきたさない。
✗ 4. 誤り
吸収不良症候群
吸収不良症候群は栄養吸収障害により脂肪便・下痢をきたし便秘は典型的ではない。
ポイント
  • 過敏性腸症候群には便秘型があり、便秘をきたす機能性疾患の代表である。
  • 過敏性腸症候群は腸管の機能異常により下痢型・便秘型・交替型に分類され、便秘をきたすことがある。
  • 潰瘍性大腸炎は粘血便・下痢が主症状、細菌性腸炎は急性の下痢・嘔吐が主症状、吸収不良症候群は脂肪便・下痢が主症状であり、いずれも便秘の原因とはならない。
  • 重要用語: 便秘をきたす疾患はどれか を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第16回(2008) 問題57|便秘をきたす疾患はどれか。 解説図
あマ指 第16回(2008) 問題57|便秘をきたす疾患はどれか。
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