学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ G. 便秘・下痢・食欲不振 / Q0585

理由で解く 臨床医学総論

Q0585 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第8回(2000) 問題60
問題
下痢を主訴としない疾患はどれか。
選択肢
1 十二指腸憩室
2 胃切除後症候群
3 過敏性腸症候群
4 潰瘍性大腸炎
解答
正解1(十二指腸憩室)
解説
✓ 1. 正解
十二指腸憩室
✓ 正しい。 十二指腸憩室は十二指腸壁に生じる袋状の突出であり、多くは無症状で下痢を主訴とする疾患ではない。胃切除後症候群はダンピング症候群として食後の下痢をきたし、過敏性腸症候群は腸管の機能異常で下痢・便秘を繰り返し、潰瘍性大腸炎は大腸の慢性炎症で粘血便を伴う下痢が持続する。
✗ 2. 誤り
胃切除後症候群
胃切除後症候群ではダンピング症候群として食後の急速な腸管通過により下痢をきたす。
✗ 3. 誤り
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群は腸管の機能異常で下痢型では慢性的な下痢を主訴とする。
✗ 4. 誤り
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸粘膜の慢性炎症で粘血便を伴う下痢が持続する代表的疾患である。
ポイント
  • 十二指腸憩室は多くが無症状で下痢を主訴としない。
  • 十二指腸憩室は十二指腸壁に生じる袋状の突出であり、多くは無症状で下痢を主訴とする疾患ではない。
  • 胃切除後症候群はダンピング症候群として食後の下痢をきたし、過敏性腸症候群は腸管の機能異常で下痢・便秘を繰り返し、潰瘍性大腸炎は大腸の慢性炎症で粘血便を伴う下痢が持続する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第8回(2000) 問題60|下痢を主訴としない疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第8回(2000) 問題60|下痢を主訴としない疾患はどれか。
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