学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ F. 悪心・嘔吐・腹痛・吐血・下血 / Q0580

理由で解く 臨床医学総論

Q0580 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第33回(2025) 問題41
問題
黒褐色便を伴う疾患で最も適切なのはどれか。
選択肢
1 潰瘍性大腸炎
2 メッケル憩室
3 胃潰瘍
4 胆管癌
解答
正解3(胃潰瘍)
解説
✗ 1. 誤り
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸の炎症性疾患で粘血便が特徴であり、黒褐色便は典型的ではない。
✗ 2. 誤り
メッケル憩室
メッケル憩室は回腸の先天性憩室で出血は鮮血便として出現し、黒褐色便は特徴的ではない。
✓ 3. 正解
胃潰瘍
✓ 正しい。 胃潰瘍は上部消化管疾患であり、出血した血液が胃酸と反応して酸化されることでタール便(黒褐色便)となる。上部消化管出血ではタール便が特徴的である。潰瘍性大腸炎は粘血便・血性下痢、メッケル憩室は鮮血便(下部消化管出血)、胆管癌は閉塞性黄疸・灰白色便が特徴的である。
✗ 4. 誤り
胆管癌
胆管癌は胆管の閉塞により灰白色便(胆汁排出障害)や黄疸が特徴であり、黒褐色便ではない。
ポイント
  • 黒褐色便(タール便)は上部消化管出血の特徴。胃潰瘍の出血が胃酸で酸化されて生じる。
  • 胃潰瘍は上部消化管疾患であり、出血した血液が胃酸と反応して酸化されることでタール便(黒褐色便)となる。
  • 上部消化管出血ではタール便が特徴的である。
  • 重要用語: 黒褐色便、タール便 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第33回(2025) 問題41|黒褐色便を伴う疾患で最も適切なのはどれか。 解説図
あマ指 第33回(2025) 問題41|黒褐色便を伴う疾患で最も適切なのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手