学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ F. 悪心・嘔吐・腹痛・吐血・下血 / Q0576

理由で解く 臨床医学総論

Q0576 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第22回(2014) 問題54
問題
吐血の原因となるのはどれか。
選択肢
1 大腸癌
2 クローン病
3 気管支拡張症
4 胃潰瘍
解答
正解4(胃潰瘍)
解説
✗ 1. 誤り
大腸癌
大腸癌は下部消化管の腫瘍であり、出血は下血(鮮血便)として出現する。
✗ 2. 誤り
クローン病
クローン病は主に回腸末端や大腸の炎症で、出血は下血として出現する。
✗ 3. 誤り
気管支拡張症
気管支拡張症は気道の拡張による出血で、喀血(鮮紅色・泡沫状)として出現し、吐血ではない。
✓ 4. 正解
胃潰瘍
✓ 正しい。 吐血は上部消化管(食道・胃・十二指腸)からの出血が口から排出されるものである。胃潰瘍は胃粘膜の潰瘍から出血し吐血の原因となる代表的疾患である。大腸癌やクローン病は下部消化管疾患で出血は下血として出現し、気管支拡張症の出血は喀血であり吐血ではない。
ポイント
  • 吐血は上部消化管出血(食道・胃・十二指腸)。胃潰瘍が吐血の代表的原因。
  • 吐血は上部消化管(食道・胃・十二指腸)からの出血が口から排出されるものである。
  • 胃潰瘍は胃粘膜の潰瘍から出血し吐血の原因となる代表的疾患である。
  • 重要用語: 吐血は上部消化管出血、食道、十二指腸 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第22回(2014) 問題54|吐血の原因となるのはどれか。 解説図
鍼灸 第22回(2014) 問題54|吐血の原因となるのはどれか。
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