学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ D. 咳・痰・息切れ・血痰・喀血・胸水 / Q0555

理由で解く 臨床医学総論

Q0555 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第27回(2019) 問題50
問題
咳・痰について正しいのはどれか。
選択肢
1 痰を伴う咳を乾性咳嗽という。
2 気管支喘息の発作時は咳・痰は通常ない。
3 血痰が出ても少量なら肺癌は考えない。
4 誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである。
解答
正解4(誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである。)
解説
✗ 1. 誤り
痰を伴う咳を乾性咳嗽という。
痰を伴う咳は湿性咳嗽であり、乾性咳嗽は痰を伴わない咳をいう。
✗ 2. 誤り
気管支喘息の発作時は咳・痰は通常ない。
気管支喘息の発作時は粘稠な痰と咳を伴うことが多い。
✗ 3. 誤り
血痰が出ても少量なら肺癌は考えない。
血痰は少量であっても肺癌や肺結核などの重篤な疾患の可能性があり、精査が必要である。
✓ 4. 正解
誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである。
✓ 正しい。 誤嚥時に生じる咳・痰は気道に異物が入ることを防ぐための生体防御反応(咳反射)である。痰を伴う咳は湿性咳嗽(乾性は痰を伴わない咳)、気管支喘息発作時は粘稠な痰と咳を伴い、血痰は少量でも肺癌を含む重篤な疾患の可能性がある。
ポイント
  • 誤嚥時の咳・痰は気道の防御反応。乾性咳嗽は痰なし、湿性咳嗽は痰あり。
  • 誤嚥時に生じる咳・痰は気道に異物が入ることを防ぐための生体防御反応(咳反射)である。
  • 痰を伴う咳は湿性咳嗽(乾性は痰を伴わない咳)、気管支喘息発作時は粘稠な痰と咳を伴い、血痰は少量でも肺癌を含む重篤な疾患の可能性がある。
  • 重要用語: 誤嚥時の咳、湿性咳嗽は痰あり を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第27回(2019) 問題50|咳・痰について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第27回(2019) 問題50|咳・痰について正しいのはどれか。
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