学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ D. 咳・痰・息切れ・血痰・喀血・胸水 / Q0552

理由で解く 臨床医学総論

Q0552 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第12回(2004) 問題69
問題
呼吸困難の成因と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 気管支喘息 ― 呼吸筋性
2 左心不全 ― 心臓性
3 尿毒症 ― 代謝性
4 頭蓋内圧亢進症 ― 神経性
解答
正解1(気管支喘息 ― 呼吸筋性)
解説
✓ 1. 正解
気管支喘息 ― 呼吸筋性
✓ 誤り。 気管支喘息は気道の慢性炎症と気道狭窄による閉塞性換気障害であり、呼吸困難の成因は「閉塞性(気道狭窄性)」に分類される。呼吸筋性の呼吸困難は重症筋無力症やギランバレー症候群など呼吸筋の障害で生じるものであり、気管支喘息は呼吸筋の障害ではない。
✗ 2.
左心不全 ― 心臓性
✗ 正しい。左心不全は肺うっ血による呼吸困難であり、心臓性に分類されるのは正しい。
✗ 3.
尿毒症 ― 代謝性
✗ 正しい。尿毒症では代謝性アシドーシスによる代償的過呼吸(クスマウル呼吸)が生じ、代謝性に分類されるのは正しい。
✗ 4.
頭蓋内圧亢進症 ― 神経性
✗ 正しい。頭蓋内圧亢進症は呼吸中枢の障害により呼吸困難が生じ、神経性に分類されるのは正しい。
ポイント
  • 気管支喘息の呼吸困難は気道閉塞性であり、呼吸筋性ではない。
  • 気管支喘息は気道の慢性炎症と気道狭窄による閉塞性換気障害であり、呼吸困難の成因は「閉塞性(気道狭窄性)」に分類される。
  • 呼吸筋性の呼吸困難は重症筋無力症やギランバレー症候群など呼吸筋の障害で生じるものであり、気管支喘息は呼吸筋の障害ではない。
  • 重要用語: 呼吸筋性ではない を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第12回(2004) 問題69|呼吸困難の成因と疾患との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
あマ指 第12回(2004) 問題69|呼吸困難の成因と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
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