学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ C. 生理学的検査・画像診断 / Q0486

理由で解く 臨床医学総論

Q0486 臨床検査法

出典:あマ指 第1回(1993) 問題71
問題
筋電図検査が診断に有用な疾患はどれか。
選択肢
1 捻挫
2 神経線維の断裂
3 腱組織の断裂
4 骨折
解答
正解2(神経線維の断裂)
解説
✗ 1. 誤り
捻挫
AST・ALTは肝機能の指標であり腎不全の指標ではない。
✓ 2. 正解
神経線維の断裂
✓ 正しい。 腎不全ではBUNとクレアチニンがともに上昇する。BUNは蛋白代謝の終末産物の尿素の指標で、クレアチニンは筋肉のクレアチン代謝産物であり、ともに腎で排泄される。腎機能低下により排泄が障害され血中に蓄積する。
✗ 3. 誤り
腱組織の断裂
CK・LDHは筋障害や組織破壊の指標であり腎不全に特異的ではない。
✗ 4. 誤り
骨折
総ビリルビン・ALPは肝胆道系の指標で腎不全では通常正常。
ポイント
  • 腎不全ではBUNとクレアチニンの上昇が特徴的所見である。
  • BUNは蛋白代謝の終末産物の尿素の指標で、クレアチニンは筋肉のクレアチン代謝産物であり、ともに腎で排泄される。
  • 腎機能低下により排泄が障害され血中に蓄積する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
生理学的検査 検査原理 主な診断対象
心電図 心臓の電気活動を記録 不整脈、心筋梗塞、心肥大
筋電図 筋肉の電位変化を記録 神経筋疾患、神経断裂
脳波 頭皮上の電位差を記録 てんかん、意識障害、脳死判定
呼吸機能検査 スパイロメーターで肺気量測定 閉塞性・拘束性換気障害
解説画像
あマ指 第1回(1993) 問題71|筋電図検査が診断に有用な疾患はどれか。 解説図
あマ指 第1回(1993) 問題71|筋電図検査が診断に有用な疾患はどれか。
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