学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ B. 血液生化学検査 / Q0483

理由で解く 臨床医学総論

Q0483 臨床検査法

出典:鍼灸 第30回(2022) 問題42
問題
血中脂質で基準値を下回ると動脈硬化のリスクが高くなるのはどれか。
選択肢
1 中性脂肪
2 総コレステロール
3 LDL コレステロール
4 HDL コレステロール
解答
正解4(HDL コレステロール)
解説
✗ 1. 誤り
中性脂肪
中性脂肪は高値が動脈硬化のリスク因子であり低値はリスクとならない。
✗ 2. 誤り
総コレステロール
総コレステロールは高値が動脈硬化のリスク因子。
✗ 3. 誤り
LDL コレステロール
LDL-コレステロールは「悪玉コレステロール」で高値が動脈硬化を促進する。
✓ 4. 正解
HDL コレステロール
✓ 正しい。 HDL-コレステロールは「善玉コレステロール」と呼ばれ、動脈硬化を抑制する。HDL-コレステロールが基準値を下回る(低値)と動脈硬化のリスクが高くなる。中性脂肪・総コレステロール・LDL-コレステロールは高値が動脈硬化のリスク因子である。
ポイント
  • HDL(善玉)低値=動脈硬化リスク↑。LDL(悪玉)・TG高値=動脈硬化リスク↑。
  • HDL-コレステロールは「善玉コレステロール」と呼ばれ、動脈硬化を抑制する。
  • HDL-コレステロールが基準値を下回る(低値)と動脈硬化のリスクが高くなる。
  • 重要用語: HDL、善玉、悪玉 を正確に理解しておくこと。
比較表
脂質検査項目 基準値 動脈硬化との関係
総コレステロール 150〜220 mg/dl 高値でリスク↑
LDL-コレステロール 140 mg/dl未満 高値で動脈硬化促進(悪玉)
HDL-コレステロール 男40以上 女45以上 mg/dl 低値で動脈硬化リスク↑(善玉)
中性脂肪(TG) 150 mg/dl未満 高値でリスク↑
解説画像
鍼灸 第30回(2022) 問題42|血中脂質で基準値を下回ると動脈硬化のリスクが高くなるのはどれか。 解説図
鍼灸 第30回(2022) 問題42|血中脂質で基準値を下回ると動脈硬化のリスクが高くなるのはどれか。
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