学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ B. 血液生化学検査 / Q0476

理由で解く 臨床医学総論

Q0476 臨床検査法

出典:あマ指 第26回(2018) 問題54
問題
筋疾患の診断に有用な血液生化学検査項目はどれか。
選択肢
1 トリグリセリド
2 クレアチンキナーゼ
3 アミラーゼ
4 アルカリホスファターゼ
解答
正解2(クレアチンキナーゼ)
解説
✗ 1. 誤り
トリグリセリド
トリグリセリド(中性脂肪)は脂質代謝の指標であり、筋疾患の診断には有用でない。
✓ 2. 正しい
クレアチンキナーゼ
クレアチンキナーゼ(CK)は骨格筋・心筋に多く含まれる酵素で、多発性筋炎や横紋筋融解症などの筋疾患で著明に上昇するため、筋疾患の診断に有用な正答である。
✗ 3. 誤り
アミラーゼ
アミラーゼは膵臓・唾液腺疾患の指標であり、筋疾患の診断には用いない。
✗ 4. 誤り
アルカリホスファターゼ
アルカリホスファターゼ(ALP)は胆道系疾患や骨疾患の指標であり、筋疾患の診断には用いない。
ポイント
  • 肝細胞障害:AST・ALT上昇、アルブミン低下、コレステロール低下。
  • 肝細胞障害ではAST・ALTが血中に逸脱して上昇し、肝での蛋白合成能が低下して血清アルブミンが減少する。
  • コレステロールも肝で合成されるため低下する。
  • 重要用語: 肝細胞障害:AST、ALT上昇、アルブミン低下 を正確に理解しておくこと。
比較表
炎症マーカー 基準値 特徴 上昇する疾患
CRP 0.3 mg/dl以下 急性期蛋白、炎症で速やかに上昇・消退 感染症、膠原病、悪性腫瘍
赤沈 1〜15 mm/h 非特異的、慢性炎症でも亢進 感染症、貧血、膠原病、骨髄腫
白血球数 4,000〜9,000/μl 細菌感染で増加、ウイルスで減少 感染症、白血病、心筋梗塞
解説画像
あマ指 第26回(2018) 問題54|筋疾患の診断に有用な血液生化学検査項目はどれか。 解説図
あマ指 第26回(2018) 問題54|筋疾患の診断に有用な血液生化学検査項目はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手