学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ B. 血液生化学検査 / Q0477

理由で解く 臨床医学総論

Q0477 臨床検査法

出典:鍼灸 第26回(2018) 問題49
問題
腎機能の検査はどれか。
選択肢
1 クレアチニン
2 クレアチンキナーゼ
3 アルカリホスファターゼ
4 γ―グルタミントランスペプチターゼ
解答
正解1(クレアチニン)
解説
✓ 1. 正解
クレアチニン
✓ 正しい。 クレアチニンは筋肉中のクレアチンの代謝産物で、糸球体でろ過され尿細管での再吸収がほとんどないため腎機能の良い指標となる。腎機能低下で血清クレアチニンが上昇する。CKは筋疾患、ALPは胆道系・骨疾患、γ-GTはアルコール性肝障害の指標。
✗ 2. 誤り
クレアチンキナーゼ
クレアチンキナーゼ(CK)は骨格筋・心筋の障害で上昇する酵素で腎機能の指標ではない。
✗ 3. 誤り
アルカリホスファターゼ
アルカリホスファターゼ(ALP)は胆道系・骨疾患の指標であり腎機能とは関連しない。
✗ 4. 誤り
γ―グルタミントランスペプチターゼ
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GT)はアルコール性肝障害や胆道系の指標。
ポイント
  • クレアチニンは腎糸球体機能を反映する最も信頼性の高い腎機能指標。
  • クレアチニンは筋肉中のクレアチンの代謝産物で、糸球体でろ過され尿細管での再吸収がほとんどないため腎機能の良い指標となる。
  • 腎機能低下で血清クレアチニンが上昇する。
  • 重要用語: 腎機能の検査はどれか を正確に理解しておくこと。
比較表
腎機能マーカー 基準値 意義 上昇する疾患
クレアチニン(Cr) 男0.6〜1.1 女0.4〜0.8 mg/dl 糸球体ろ過の最良指標 腎不全、腎炎
BUN(尿素窒素) 8〜20 mg/dl 蛋白代謝産物の排泄指標 腎不全、消化管出血、脱水
尿酸(UA) 男3.0〜7.0 女2.0〜5.5 mg/dl プリン体代謝産物 痛風、腎機能低下
クレアチニンクリアランス 70〜130 ml/min 糸球体ろ過率(GFR)の推定
解説画像
鍼灸 第26回(2018) 問題49|腎機能の検査はどれか。 解説図
鍼灸 第26回(2018) 問題49|腎機能の検査はどれか。
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