学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ B. 血液生化学検査 / Q0473

理由で解く 臨床医学総論

Q0473 臨床検査法

出典:あマ指 第22回(2014) 問題65
問題
CRP値の上昇が高度かつ高頻度にみられるのはどれか。
選択肢
1 胃 炎
2 肺 炎
3 肩関節周囲炎
4 アレルギー性鼻炎
解答
正解2(肺 炎)
解説
✗ 1. 誤り
胃 炎
胃炎は粘膜の軽度炎症であり高度なCRP上昇は通常みられない。
✓ 2. 正解
肺 炎
✓ 正しい。 CRP(C反応性蛋白)は炎症や組織破壊で上昇する急性期蛋白である。肺炎は細菌感染による高度な炎症を伴うためCRPが著明に上昇する。胃炎・肩関節周囲炎・アレルギー性鼻炎は炎症の程度が軽くCRPの高度上昇は少ない。
✗ 3. 誤り
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎は局所的な炎症であり全身的なCRP上昇は軽度にとどまる。
✗ 4. 誤り
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎はI型アレルギー反応であり感染性炎症ではないためCRP上昇は軽度。
ポイント
  • CRPは感染症など高度な炎症で著明に上昇する急性期蛋白。肺炎で顕著。
  • CRP(C反応性蛋白)は炎症や組織破壊で上昇する急性期蛋白である。
  • 肺炎は細菌感染による高度な炎症を伴うためCRPが著明に上昇する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
炎症マーカー 基準値 特徴 上昇する疾患
CRP 0.3 mg/dl以下 急性期蛋白、炎症で速やかに上昇・消退 感染症、膠原病、悪性腫瘍
赤沈 1〜15 mm/h 非特異的、慢性炎症でも亢進 感染症、貧血、膠原病、骨髄腫
白血球数 4,000〜9,000/μl 細菌感染で増加、ウイルスで減少 感染症、白血病、心筋梗塞
解説画像
あマ指 第22回(2014) 問題65|CRP値の上昇が高度かつ高頻度にみられるのはどれか。 解説図
あマ指 第22回(2014) 問題65|CRP値の上昇が高度かつ高頻度にみられるのはどれか。
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