学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ A. 一般検査(尿・便・血液) / Q0438

理由で解く 臨床医学総論

Q0438 臨床検査法

出典:あマ指 第1回(1993) 問題68
問題
尿に蛋白が出る原因で誤っているのはどれか。
選択肢
1 発熱
2 腎下垂
3 過激な運動
4 食事
解答
正解4(食事)
解説
✗ 1.
発熱
✗ 正しい。発熱は蛋白尿の原因となる(熱性蛋白尿)。
✗ 2.
腎下垂
✗ 正しい。腎下垂はやせ型の若年者にみられ、起立性蛋白尿の原因となる。
✗ 3.
過激な運動
✗ 正しい。過激な運動後は一過性に蛋白尿が出現する(生理的蛋白尿)。
✓ 4. 正解
食事
✓ 誤り。 蛋白尿は発熱、腎下垂、過激な運動などで一過性に出現するが、食事によって蛋白尿が出ることは通常ない。生理的蛋白尿の原因としては、運動後・精神的興奮・起立性(腎下垂)・発熱時が代表的であり、食事は含まれない。
ポイント
  • 蛋白尿の原因:腎疾患のほか、運動・発熱・腎下垂で一過性に出現する。
  • 蛋白尿は発熱、腎下垂、過激な運動などで一過性に出現するが、食事によって蛋白尿が出ることは通常ない。
  • 生理的蛋白尿の原因としては、運動後・精神的興奮・起立性(腎下垂)・発熱時が代表的であり、食事は含まれない。
  • 重要用語: 運動、発熱、腎下垂で一過性に出現する を正確に理解しておくこと。
比較表
尿検査項目 基準値 異常値をとる主な疾患・病態
蛋白 (−)〜(±) 腎炎、ネフローゼ症候群、発熱、運動後、腎下垂
(−) 糖尿病、腎性糖尿、ステロイド服用
潜血 (−) 腎・尿路系の炎症、結石、腫瘍
ビリルビン (−) 閉塞性黄疸、肝細胞障害性黄疸
ウロビリノゲン (±)〜(+) 肝障害、溶血性黄疸(閉塞性黄疸では陰性)
ケトン体 (−) 重症糖尿病、飢餓、消耗性疾患
比重 1.012〜1.025 低比重尿:尿崩症/高比重尿:脱水、糖尿病
pH 5.1〜7.4 酸性:アシドーシス、飢餓/アルカリ性:細菌尿
解説画像
あマ指 第1回(1993) 問題68|尿に蛋白が出る原因で誤っているのはどれか。 解説図
あマ指 第1回(1993) 問題68|尿に蛋白が出る原因で誤っているのはどれか。
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