学習トップ理由で解く 臨床医学総論第8章 ▸ A. 救急時の診察 / Q0414

理由で解く 臨床医学総論

Q0414 その他の診察

出典:鍼灸 第12回(2004) 問題63
問題
熱射病の症状で誤っているのはどれか。
選択肢
1 呼吸促迫
2 意識清明
3 皮膚乾燥
4 体温上昇
解答
正解2(意識清明)
解説
✗ 1.
呼吸促迫
✗ 正しい。呼吸促迫は体温上昇に伴う代償反応として熱射病でみられる症状であり、正しい。
✓ 2. 正解
意識清明
✓ 誤り。 熱射病では体温調節機能が破綻し、高度の体温上昇(40℃以上)が生じるため意識障害を呈する。意識清明というのは誤りであり、昏睡・せん妄などの意識障害がみられることが多い。熱射病は重症の熱中症であり、呼吸促迫、皮膚乾燥(発汗停止)、体温上昇を伴う。
✗ 3.
皮膚乾燥
✗ 正しい。皮膚乾燥は熱射病で発汗機能が破綻して生じる重要な所見であり、正しい。
✗ 4.
体温上昇
✗ 正しい。体温上昇は熱射病の中核症状であり、40℃以上の高体温を呈する。正しい。
ポイント
  • 熱射病は意識障害・高体温・発汗停止(皮膚乾燥)を呈する重症の熱中症
  • 熱射病では体温調節機能が破綻し、高度の体温上昇(40℃以上)が生じるため意識障害を呈する。
  • 意識清明というのは誤りであり、昏睡・せん妄などの意識障害がみられることが多い。
  • 重要用語: 熱射病は意識障害、高体温、発汗停止 を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 体温 意識 発汗 特徴
熱痙攣 正常〜軽度上昇 清明 あり 筋痙攣、電解質異常
熱疲労 軽度上昇 やや障害 あり 脱水、頻脈、血圧低下
熱射病 40℃以上 障害 皮膚乾燥 最重症、呼吸促迫
解説画像
鍼灸 第12回(2004) 問題63|熱射病の症状で誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第12回(2004) 問題63|熱射病の症状で誤っているのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手