学習トップ理由で解く 臨床医学総論第8章 ▸ A. 救急時の診察 / Q0409

理由で解く 臨床医学総論

Q0409 その他の診察

出典:鍼灸 第4回(1996) 問題66
問題
気道確保の方法で最も適切な記述はどれか。
選択肢
1 頭部を前屈させる。
2 顔を出来るだけ横に向ける。
3 頭部を後屈してオトガイを挙上する。
4 口を大きく開く。
解答
正解3(頭部を後屈してオトガイを挙上する。)
解説
✗ 1. 誤り
頭部を前屈させる。
頭部を前屈させると舌根沈下がさらに悪化し、気道が閉塞するため不適切である。
✗ 2. 誤り
顔を出来るだけ横に向ける。
顔を横に向けることは気道確保の基本手技ではない。嘔吐時の誤嚥防止には有効だが、気道確保には頭部後屈が必要である。
✓ 3. 正解
頭部を後屈してオトガイを挙上する。
✓ 正しい。 気道確保の最も基本的な方法は頭部後屈・あご先挙上法(オトガイ挙上法)である。頭部を後屈させ、下顎のオトガイ部を挙上することで、舌根が咽頭後壁から離れ、気道が開通する。意識のない患者では舌根沈下による気道閉塞が最も多い原因であり、この手技で迅速に対処する。
✗ 4. 誤り
口を大きく開く。
口を大きく開くだけでは気道は確保できない。頭部後屈とオトガイ挙上が必要である。
ポイント
  • 気道確保の基本は頭部後屈・オトガイ挙上法(あご先挙上法)
  • 気道確保の最も基本的な方法は頭部後屈・あご先挙上法(オトガイ挙上法)である。
  • 頭部を後屈させ、下顎のオトガイ部を挙上することで、舌根が咽頭後壁から離れ、気道が開通する。
  • 重要用語: 気道確保の基本は頭部後屈、オトガイ挙上法、あご先挙上法 を正確に理解しておくこと。
比較表
方法 手技 適応
頭部後屈あご先挙上法 頭部を後屈しオトガイを挙上 一般的な気道確保(一次救命処置)
下顎挙上法 下顎角を前方に押し上げる 頸椎損傷の疑いがある場合
腹部突き上げ法 腹部を上方に圧迫(ハイムリック法) 気道異物の除去
解説画像
鍼灸 第4回(1996) 問題66|気道確保の方法で最も適切な記述はどれか。 解説図
鍼灸 第4回(1996) 問題66|気道確保の方法で最も適切な記述はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手