学習トップ理由で解く 臨床医学総論第11章 ▸ D. 理学療法 / Q0721

理由で解く 臨床医学総論

Q0721 治療学

出典:鍼灸 第4回(1996) 問題67
問題
物理療法について誤っている記述はどれか。
選択肢
1 低周波療法は鎮痛に用いられる。
2 温熱療法を行う際には知覚障害に注意する。
3 間欠牽引は骨折の治療に用いられる。
4 水治療法は運動療法に応用される。
解答
正解3(間欠牽引は骨折の治療に用いられる。)
解説
✗ 1.
低周波療法は鎮痛に用いられる。
✗ 正しい。低周波療法は電気刺激による鎮痛効果があり正しい。
✗ 2.
温熱療法を行う際には知覚障害に注意する。
✗ 正しい。温熱療法では知覚障害のある患者では熱傷の危険があるため注意が必要で正しい。
✓ 3. 正解
間欠牽引は骨折の治療に用いられる。
✓ 誤り。 間欠牽引は頸椎症や腰椎椎間板ヘルニアなどの神経圧迫症状の緩和に用いられるもので、骨折の治療には用いない。骨折に対しては固定(ギプス・副子)や手術(内固定)が基本治療。低周波療法は鎮痛、温熱療法では知覚障害に注意、水治療法は運動療法への応用が可能で、これらは正しい。
✗ 4.
水治療法は運動療法に応用される。
✗ 正しい。水治療法は浮力を利用して運動療法に応用でき正しい。
ポイント
  • 間欠牽引は頸椎症・腰椎ヘルニアに用いるもので骨折の治療には使わない。
  • 間欠牽引は頸椎症や腰椎椎間板ヘルニアなどの神経圧迫症状の緩和に用いられるもので、骨折の治療には用いない。
  • 骨折に対しては固定(ギプス・副子)や手術(内固定)が基本治療。
  • 重要用語: 間欠牽引は頸椎症 を正確に理解しておくこと。
比較表
物理療法の種類 内容・適応
温熱療法 ホットパック・パラフィン浴・超音波(知覚障害に注意)
寒冷療法 アイスパック(急性期の炎症・腫脹の抑制)
電気療法 低周波療法(鎮痛)・干渉波療法
光線療法 赤外線・紫外線・レーザー
牽引療法 間欠牽引(頸椎症・椎間板ヘルニア)
水治療法 浮力利用の運動療法・渦流浴
解説画像
鍼灸 第4回(1996) 問題67|物理療法について誤っている記述はどれか。 解説図
鍼灸 第4回(1996) 問題67|物理療法について誤っている記述はどれか。
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