学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ I. 整形外科学的検査法 / Q0408

理由で解く 臨床医学総論

Q0408 運動機能検査

出典:鍼灸 第32回(2024) 問題47
問題
股関節の屈曲拘縮を確認する徒手検査法はどれか。
選択肢
1 トーマステスト
2 ボンネットテスト
3 パトリックテスト
4 マクマレーテスト
解答
正解1(トーマステスト)
解説
✓ 1. 正解
トーマステスト
✓ 正しい。 股関節の屈曲拘縮を確認する徒手検査法はトーマステストである。仰臥位で一側の膝を胸に引き寄せ、腰椎前彎を除去した状態(トーマス肢位)で、反対側の大腿がベッドから離れれば屈曲拘縮陽性と判定する。股関節の屈曲拘縮は日常では腰椎前彎の増強により隠されていることがある。
✗ 2. 誤り
ボンネットテスト
パトリックテストは股関節の疼痛をみる検査であり、屈曲拘縮の確認には用いない。
✗ 3. 誤り
パトリックテスト
トレンデレンブルグテストは中殿筋機能不全の検査であり、屈曲拘縮の確認ではない。
✗ 4. 誤り
マクマレーテスト
SLRテストは坐骨神経痛の検査であり、股関節屈曲拘縮の確認ではない。
ポイント
  • トーマステスト:一側の膝を胸に引き寄せて反対側大腿の挙上をみる股関節屈曲拘縮の検査。
  • 股関節の屈曲拘縮を確認する徒手検査法はトーマステストである。
  • 仰臥位で一側の膝を胸に引き寄せ、腰椎前彎を除去した状態(トーマス肢位)で、反対側の大腿がベッドから離れれば屈曲拘縮陽性と判定する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
検査法 方法 対象疾患
トーマステスト 一側膝を胸に抱え腰椎前彎を除去し、対側大腿の挙上を確認 股関節屈曲拘縮
パトリックテスト(4の字テスト) 股関節を屈曲・外転・外旋し外果を対側膝上に置き外方に圧迫 変形性股関節症・仙腸関節障害
トレンデレンブルグ徴候 患側片脚起立で健側骨盤の下降を確認 先天性股関節脱臼・中殿筋麻痺
解説画像
鍼灸 第32回(2024) 問題47|股関節の屈曲拘縮を確認する徒手検査法はどれか。 解説図
鍼灸 第32回(2024) 問題47|股関節の屈曲拘縮を確認する徒手検査法はどれか。
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