学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ I. 整形外科学的検査法 / Q0382

理由で解く 臨床医学総論

Q0382 運動機能検査

出典:あマ指 第11回(2003) 問題72
問題
関節障害でトレンデレンブルグ徴候を起こすのはどれか。
選択肢
1 肩関節
2 股関節
3 膝関節
4 足関節
解答
正解2(股関節)
解説
✗ 1. 誤り
肩関節
肩関節障害ではトレンデレンブルグ徴候は出現しない。
✓ 2. 正解
股関節
✓ 正しい。 トレンデレンブルグ徴候は股関節障害で陽性となる。先天性股関節脱臼や中殿筋麻痺により中殿筋の機能不全があると、患側で片脚起立した際に健側の骨盤が下がる。中殿筋は股関節の外転筋として片脚立位時の骨盤安定化に不可欠な筋である。
✗ 3. 誤り
膝関節
膝関節障害ではトレンデレンブルグ徴候は出現しない。
✗ 4. 誤り
足関節
足関節障害ではトレンデレンブルグ徴候は出現しない。
ポイント
  • トレンデレンブルグ徴候は股関節障害(中殿筋機能不全・先天性股関節脱臼)で陽性。
  • 先天性股関節脱臼や中殿筋麻痺により中殿筋の機能不全があると、患側で片脚起立した際に健側の骨盤が下がる。
  • 中殿筋は股関節の外転筋として片脚立位時の骨盤安定化に不可欠な筋である。
  • 重要用語: 中殿筋機能不全、先天性股関節脱臼、で陽性 を正確に理解しておくこと。
比較表
検査法 方法 対象疾患
トーマステスト 一側膝を胸に抱え腰椎前彎を除去し、対側大腿の挙上を確認 股関節屈曲拘縮
パトリックテスト(4の字テスト) 股関節を屈曲・外転・外旋し外果を対側膝上に置き外方に圧迫 変形性股関節症・仙腸関節障害
トレンデレンブルグ徴候 患側片脚起立で健側骨盤の下降を確認 先天性股関節脱臼・中殿筋麻痺
解説画像
あマ指 第11回(2003) 問題72|関節障害でトレンデレンブルグ徴候を起こすのはどれか。 解説図
あマ指 第11回(2003) 問題72|関節障害でトレンデレンブルグ徴候を起こすのはどれか。
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