学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ C. 不随意運動 / Q0352

理由で解く 臨床医学総論

Q0352 運動機能検査

出典:あマ指 第17回(2009) 問題57
問題
錐体外路疾患はどれか。
選択肢
1 ハンチントン病
2 ギラン・バレー症候群
3 多発ニューロパチー
4 重症筋無力症
解答
正解1(ハンチントン病)
解説
✓ 1. 正解
ハンチントン病
✓ 正しい。 錐体外路疾患は大脳基底核や錐体外路系の障害による疾患で、パーキンソン病が代表的である。パーキンソン病は黒質のドパミン産生神経細胞の変性により発症し、安静時振戦・固縮・無動・姿勢反射障害の四大症状を呈する。ハンチントン舞踏病も錐体外路疾患の一つである。
✗ 2. 誤り
ギラン・バレー症候群
この疾患は錐体外路疾患ではなく、他の系統の障害による疾患である。
✗ 3. 誤り
多発ニューロパチー
この疾患は錐体外路疾患ではなく、他の系統の障害による疾患である。
✗ 4. 誤り
重症筋無力症
この疾患は錐体外路疾患ではなく、他の系統の障害による疾患である。
ポイント
  • 錐体外路疾患の代表はパーキンソン病で、安静時振戦・固縮・無動・姿勢反射障害が四大症状。
  • 錐体外路疾患は大脳基底核や錐体外路系の障害による疾患で、パーキンソン病が代表的である。
  • パーキンソン病は黒質のドパミン産生神経細胞の変性により発症し、安静時振戦・固縮・無動・姿勢反射障害の四大症状を呈する。
  • 重要用語: 安静時振戦、固縮、無動 を正確に理解しておくこと。
比較表
不随意運動 特徴 規則性 速度 関連疾患
振戦 リズミカルな反復運動 規則的 速い パーキンソン病・甲状腺機能亢進症
舞踏運動 不規則で多様な迅速な運動 不規則 速い ハンチントン舞踏病・小舞踏病
アテトーゼ 緩徐でくねるような持続性運動 不規則 遅い 脳性麻痺・核黄疸
バリスムス 上下肢を投げ出す粗大な運動 不規則 速い 視床下核の血管障害
ジストニー 大きな緩徐な捻転・回転運動 不規則 遅い 大脳基底核障害
ミオクローヌス 突発的な素早い筋収縮 不規則 最速 脳炎後遺症
チック 急速で反復的な常同運動 不規則 速い トゥレット症候群
解説画像
あマ指 第17回(2009) 問題57|錐体外路疾患はどれか。 解説図
あマ指 第17回(2009) 問題57|錐体外路疾患はどれか。
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