学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ A. 運動麻痺(上位・下位ニューロン) / Q0328

理由で解く 臨床医学総論

Q0328 運動機能検査

出典:あマ指 第16回(2008) 問題62
問題
交感神経の興奮でみられるのはどれか。
選択肢
1 瞳孔の縮小
2 気管支の収縮
3 心拍数の減少
4 皮膚血管の収縮
解答
正解4(皮膚血管の収縮)
解説
✗ 1. 誤り
瞳孔の縮小
この反応は副交感神経の興奮でみられるものであり、交感神経ではない。
✗ 2. 誤り
気管支の収縮
この反応は副交感神経の興奮でみられるものであり、交感神経ではない。
✗ 3. 誤り
心拍数の減少
この反応は副交感神経の興奮でみられるものであり、交感神経ではない。
✓ 4. 正解
皮膚血管の収縮
✓ 正しい。 交感神経の興奮でみられる反応には、散瞳(瞳孔散大)、心拍数増加、血圧上昇、気管支拡張、血管収縮、立毛筋収縮、発汗などがある。いわゆる「闘争か逃走か(fight or flight)」反応に関連する。副交感神経は縮瞳、心拍数減少、消化管運動亢進などの作用を持つ。
ポイント
  • 交感神経興奮:散瞳・心拍増加・血圧上昇・気管支拡張・血管収縮・発汗。
  • 交感神経の興奮でみられる反応には、散瞳(瞳孔散大)、心拍数増加、血圧上昇、気管支拡張、血管収縮、立毛筋収縮、発汗などがある。
  • いわゆる「闘争か逃走か(fight or flight)」反応に関連する。
  • 重要用語: 交感神経興奮:散瞳、心拍増加、血圧上昇 を正確に理解しておくこと。
比較表
所見 上位運動ニューロン障害 下位運動ニューロン障害
麻痺の性状 痙性麻痺 弛緩性麻痺
筋萎縮 なし(廃用性のみ) あり(著明)
筋線維束攣縮 なし あり
筋トーヌス 亢進(痙直) 低下
腱反射 亢進 減弱〜消失
病的反射 出現(バビンスキー反射など) なし
代表的疾患 脳血管障害・脳腫瘍・脊髄損傷 脊髄前角障害・末梢神経障害・ギランバレー症候群
解説画像
あマ指 第16回(2008) 問題62|交感神経の興奮でみられるのはどれか。 解説図
あマ指 第16回(2008) 問題62|交感神経の興奮でみられるのはどれか。
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