学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ A. 感覚検査 / Q0253

理由で解く 臨床医学総論

Q0253 神経系の診察

出典:あマ指 第15回(2007) 問題63
問題
手袋靴下型の感覚障害をきたすのはどれか。
選択肢
1 視床出血
2 多発性神経炎
3 頚椎椎間板ヘルニア
4 脊髄空洞症
解答
正解2(多発性神経炎)
解説
✗ 1. 誤り
視床出血
脊髄空洞症では脊髄中心管周囲の障害により感覚解離(痛覚・温度覚消失、触覚温存)を呈する。
✓ 2. 正解
多発性神経炎
✓ 正しい。 手袋靴下型の感覚障害は多発性神経炎(多発性ニューロパシー)に特徴的である。末梢神経の遠位部ほど障害されやすいため、四肢末端から左右対称性に感覚障害が出現する。糖尿病性ニューロパシーやアルコール性ニューロパシーが代表的な原因疾患である。
✗ 3. 誤り
頚椎椎間板ヘルニア
脳出血では対側半身の感覚障害を呈し、手袋靴下型にはならない。
✗ 4. 誤り
脊髄空洞症
ギラン・バレー症候群は主に運動神経が障害される急性の脱髄性疾患で、手袋靴下型感覚障害が主体ではない。
ポイント
  • 手袋靴下型感覚障害は多発性神経炎の特徴で、末梢ほど障害が強い。
  • 手袋靴下型の感覚障害は多発性神経炎(多発性ニューロパシー)に特徴的である。
  • 末梢神経の遠位部ほど障害されやすいため、四肢末端から左右対称性に感覚障害が出現する。
  • 重要用語: 末梢ほど障害が強い を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第15回(2007) 問題63|手袋靴下型の感覚障害をきたすのはどれか。 解説図
あマ指 第15回(2007) 問題63|手袋靴下型の感覚障害をきたすのはどれか。
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