学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ A. 感覚検査 / Q0250

理由で解く 臨床医学総論

Q0250 神経系の診察

出典:あマ指 第8回(2000) 問題68
問題
深部感覚はどれか。
選択肢
1 触覚
2 温度覚
3 二点識別覚
4 振動覚
解答
正解4(振動覚)
解説
✗ 1. 誤り
触覚
触覚は皮膚表面の受容器で感知される表在感覚であり、深部感覚ではない。
✗ 2. 誤り
温度覚
温度覚は皮膚の温度受容器で感知される表在感覚であり、深部感覚ではない。
✗ 3. 誤り
二点識別覚
二点識別覚は複合感覚(識別感覚)に分類され、大脳皮質での統合を必要とする高次の感覚である。
✓ 4. 正解
振動覚
✓ 正しい。 深部感覚には位置覚(関節覚)、振動覚、深部痛覚が含まれる。振動覚は音叉を骨の突出部に当てて検査し、脊髄後索を通って伝導される。触覚と温度覚は表在感覚、二点識別覚は複合感覚(識別感覚)に分類され、深部感覚とは異なる。
ポイント
  • 深部感覚は位置覚・振動覚・深部痛覚の3つであり、脊髄後索を通る。
  • 深部感覚には位置覚(関節覚)、振動覚、深部痛覚が含まれる。
  • 振動覚は音叉を骨の突出部に当てて検査し、脊髄後索を通って伝導される。
  • 重要用語: 深部感覚は位置覚、振動覚、深部痛覚の3つであり を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 感覚の種類 検査法
表在感覚 触覚 脱脂綿・毛筆で軽く触れる
痛覚 安全ピン・針先で軽くつつく
温度覚 温湯(40〜45℃)・冷水(5〜10℃)の試験管を当てる
深部感覚 位置覚 足趾・手指を他動的に動かし方向を答えさせる
振動覚 音叉(128Hz)を骨突出部に当て振動を感じる時間を測定
深部痛覚 筋肉・腱・睾丸を強く圧迫
複合感覚 二点識別覚 コンパスで2点刺激の最短識別距離を測定
皮膚書字覚 手掌などに数字・記号を書き認識させる
立体認知 閉眼で物体を触らせ何かを認識させる
解説画像
あマ指 第8回(2000) 問題68|深部感覚はどれか。 解説図
あマ指 第8回(2000) 問題68|深部感覚はどれか。
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