学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ I. 腹部 / Q0219

理由で解く 臨床医学総論

Q0219 局所の診察

出典:あマ指 第33回(2025) 問題43
問題
腹部の触診所見と病態の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 波動 ― 腹水
2 反跳痛 ― 肝硬変
3 筋性防御 ― 腎囊胞
4 ランツ点の圧痛 ― 十二指腸潰瘍
解答
正解1(波 動-腹 水)
解説
✓ 1. 正解
波動 ― 腹水
✓ 正しい。 波動は腹水の存在を示す触診所見であり、正しい組合せである。反跳痛(ブルンベルグ徴候)は腹膜炎の所見で肝硬変との直接的関連は低い。筋性防御も腹膜炎の所見で腎嚢胞とは関連しない。ランツ点の圧痛は急性虫垂炎であり十二指腸潰瘍ではない。
✗ 2. 誤り
反跳痛 ― 肝硬変
反跳痛は腹膜刺激徴候で腹膜炎の所見であり、肝硬変との直接的組合せは不適切。
✗ 3. 誤り
筋性防御 ― 腎囊胞
筋性防御は腹腔内炎症による腹壁の防御反応で腎嚢胞では通常みられない。
✗ 4. 誤り
ランツ点の圧痛 ― 十二指腸潰瘍
ランツ点の圧痛は急性虫垂炎の圧痛点であり、十二指腸潰瘍ではない。
ポイント
  • 波動は腹水の存在を示し、腹部に振動を伝えて対側で触知する。
  • 波動は腹水の存在を示す触診所見であり、正しい組合せである。
  • 反跳痛(ブルンベルグ徴候)は腹膜炎の所見で肝硬変との直接的関連は低い。
  • 重要用語: 波動は腹水の存在を示し を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第33回(2025) 問題43|腹部の触診所見と病態の組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第33回(2025) 問題43|腹部の触診所見と病態の組合せで正しいのはどれか。
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