学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ I. 腹部 / Q0217

理由で解く 臨床医学総論

Q0217 局所の診察

出典:鍼灸 第28回(2020) 問題53
問題
腹部触診について正しいのはどれか。
選択肢
1 聴診より先に行う。
2 最初は柔らかく触れる。
3 疼痛部位を最初に触れる。
4 体位変換は必要ない。
解答
正解2(最初は柔らかく触れる。)
解説
✗ 1. 誤り
聴診より先に行う。
腹部触診は聴診の後に行うため、聴診より先に行うのは誤り。
✓ 2. 正解
最初は柔らかく触れる。
✓ 正しい。 腹部触診は最初に柔らかく(軽く)触れて全体を把握し、徐々に力を加えていく。聴診の後に行い(聴診が先)、疼痛部位は最後に触れる(最初ではない)。体位変換も必要に応じて行う。
✗ 3. 誤り
疼痛部位を最初に触れる。
疼痛部位は最後に触れるべきであり、最初に触れると筋緊張が生じて診察が困難になる。
✗ 4. 誤り
体位変換は必要ない。
腹水の移動性濁音など体位変換が必要な場合もあり、体位変換は必要である。
ポイント
  • 腹部触診は柔らかく始め、聴診後に行い、疼痛部位は最後に触診する。
  • 腹部触診は最初に柔らかく(軽く)触れて全体を把握し、徐々に力を加えていく。
  • 聴診の後に行い(聴診が先)、疼痛部位は最後に触れる(最初ではない)。
  • 重要用語: 腹部触診は柔らかく始め、聴診後に行い、疼痛部位は最後に触診する を正確に理解しておくこと。
比較表
肝硬変の所見 機序
肝腫大(弾性硬・顆粒状) 線維化・結節性再生
脾腫 門脈圧亢進
腹水(カエル腹) 門脈圧亢進+低アルブミン血症
メズサの頭(腹壁静脈怒張) 門脈圧亢進による側副血行路
くも状血管腫 エストロゲン代謝障害
女性化乳房 エストロゲン過剰
手掌紅斑 エストロゲン過剰
黄疸 ビリルビン代謝障害
解説画像
鍼灸 第28回(2020) 問題53|腹部触診について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第28回(2020) 問題53|腹部触診について正しいのはどれか。
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