学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ I. 腹部 / Q0206

理由で解く 臨床医学総論

Q0206 局所の診察

出典:鍼灸 第21回(2013) 問題52
問題
急性腹膜炎でみられる徴候はどれか。
選択肢
1 ケルニッヒ徴候
2 ブルンベルグ徴候
3 ロンベルグ徴候
4 パビンスキー徴候
解答
正解2(ブルンベルグ徴候)
解説
✗ 1. 誤り
ケルニッヒ徴候
ケルニッヒ徴候は髄膜炎の髄膜刺激徴候であり、腹膜炎の所見ではない。
✓ 2. 正解
ブルンベルグ徴候
✓ 正しい。 ブルンベルグ徴候は急性腹膜炎でみられる腹膜刺激徴候で、腹部圧迫後に手を急に放した際の反動痛である。ケルニッヒ徴候は髄膜刺激徴候、ロンベルグ徴候は深部感覚障害、バビンスキー徴候は錐体路障害の所見であり腹膜炎とは関連しない。
✗ 3. 誤り
ロンベルグ徴候
ロンベルグ徴候は深部感覚障害で閉眼時の動揺を見る検査であり、腹膜炎とは無関係。
✗ 4. 誤り
パビンスキー徴候
バビンスキー徴候は錐体路障害で足底刺激時に母趾が背屈する病的反射であり、腹膜炎とは無関係。
ポイント
  • ブルンベルグ徴候は腹膜刺激による反動痛で急性腹膜炎に特徴的である。
  • ブルンベルグ徴候は急性腹膜炎でみられる腹膜刺激徴候で、腹部圧迫後に手を急に放した際の反動痛である。
  • ケルニッヒ徴候は髄膜刺激徴候、ロンベルグ徴候は深部感覚障害、バビンスキー徴候は錐体路障害の所見であり腹膜炎とは関連しない。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
腹部の所見 意味する病態
筋性防御(デファンス) 壁側腹膜への炎症波及
ブルンベルグ徴候(反跳痛) 腹膜刺激(腹膜炎)
板状硬 汎発性腹膜炎(消化管穿孔など)
グル音消失 腸管蠕動停止(腹膜炎、麻痺性イレウス)
グル音亢進(金属音) 機械的腸閉塞
マックバーネ点の圧痛 急性虫垂炎
ランツ点の圧痛 急性虫垂炎
ボアス点の圧痛 胃潰瘍
解説画像
鍼灸 第21回(2013) 問題52|急性腹膜炎でみられる徴候はどれか。 解説図
鍼灸 第21回(2013) 問題52|急性腹膜炎でみられる徴候はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手