学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ I. 腹部 / Q0190

理由で解く 臨床医学総論

Q0190 局所の診察

出典:あマ指 第3回(1995) 問題75
問題
腹部の触診と病態との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 筋性防御 ― 腹膜炎
2 マックバーネー点 ― 急性虫垂炎
3 波動 ― 腹水
4 ランツ点 ― 急性胆嚢炎
解答
正解4(ランツ点 - 急性胆嚢炎)
解説
✗ 1.
筋性防御 ― 腹膜炎
✗ 正しい。筋性防御は腹腔内炎症が壁側腹膜に及んだ際の防御反応で腹膜炎に関連する。正しい。
✗ 2.
マックバーネー点 ― 急性虫垂炎
✗ 正しい。マックバーネー点は臍と右前腸骨棘を結ぶ線の右外1/3で急性虫垂炎の圧痛点。正しい。
✗ 3.
波動 ― 腹水
✗ 正しい。波動は腹水の存在を示す触診所見であり、正しい。
✓ 4. 正解
ランツ点 ― 急性胆嚢炎
✓ 誤り。 ランツ点は左右前腸骨棘を結ぶ線の右外1/3の点で、急性虫垂炎の圧痛点である。急性胆嚢炎とは関連しない。筋性防御は腹膜炎、マックバーネー点は急性虫垂炎、波動は腹水の所見であり、いずれも正しい組合せである。
ポイント
  • ランツ点は虫垂炎の圧痛点であり、急性胆嚢炎とは関連しない。
  • ランツ点は左右前腸骨棘を結ぶ線の右外1/3の点で、急性虫垂炎の圧痛点である。
  • 筋性防御は腹膜炎、マックバーネー点は急性虫垂炎、波動は腹水の所見であり、いずれも正しい組合せである。
  • 重要用語: 急性胆嚢炎とは関連しない を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第3回(1995) 問題75|腹部の触診と病態との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
あマ指 第3回(1995) 問題75|腹部の触診と病態との組合せで誤っているのはどれか。
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