学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ G. 肺・胸膜(呼吸音) / Q0167

理由で解く 臨床医学総論

Q0167 局所の診察

出典:あマ指 第15回(2007) 問題57
問題
聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。
選択肢
1 肺炎
2 肺結核
3 気管支炎
4 胸水貯留
解答
正解4(胸水貯留)
解説
✗ 1. 誤り
肺炎
肺炎では含気量が減少した実質化部分で気管支呼吸音が増強して聴取される。
✗ 2. 誤り
肺結核
肺結核でも炎症や浸潤部位では呼吸音が増強することがある。
✗ 3. 誤り
気管支炎
気管支炎は気管支の炎症であり、呼吸音の減弱よりもラ音の出現が特徴。
✓ 4. 正解
胸水貯留
✓ 正しい。 胸水貯留では肺と胸壁の間に液体が介在し音の伝導が障害されるため、呼吸音が減弱する。肺炎は肺実質の炎症で気管支呼吸音が増強し、肺結核でも活動期は呼吸音が増強する。気管支炎は気管支の炎症で呼吸音の減弱は通常みられない。
ポイント
  • 胸水貯留は液体による音の伝導障害で呼吸音が減弱する。
  • 胸水貯留では肺と胸壁の間に液体が介在し音の伝導が障害されるため、呼吸音が減弱する。
  • 肺炎は肺実質の炎症で気管支呼吸音が増強し、肺結核でも活動期は呼吸音が増強する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第15回(2007) 問題57|聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。 解説図
あマ指 第15回(2007) 問題57|聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。
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