学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ G. 肺・胸膜(呼吸音) / Q0166

理由で解く 臨床医学総論

Q0166 局所の診察

出典:鍼灸 第9回(2001) 問題57
問題
聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。
選択肢
1 気胸
2 肺水腫
3 肺気腫
4 無気肺
解答
正解2(肺水腫)
解説
✗ 1. 誤り
気胸
気胸は肺の虚脱により患側で呼吸音が著明に減弱する。
✓ 2. 正解
肺水腫
✓ 正しい。 肺水腫では肺間質や肺胞に液体が貯留し水泡音(湿性ラ音)が聴取されるが、呼吸音自体は増強する方向であり減弱とは言えない。気胸、肺気腫、無気肺ではいずれも呼吸音が減弱する。気胸では肺の虚脱、肺気腫では肺の過膨張、無気肺では気管支閉塞により含気が消失して呼吸音が減弱する。
✗ 3. 誤り
肺気腫
肺気腫は肺の過膨張と弾性収縮力低下で呼吸音が減弱する。
✗ 4. 誤り
無気肺
無気肺は気管支閉塞で肺の含気が消失し呼吸音が減弱する。
ポイント
  • 肺水腫は水泡音が聴取されるが呼吸音の減弱とは異なる所見である。
  • 肺水腫では肺間質や肺胞に液体が貯留し水泡音(湿性ラ音)が聴取されるが、呼吸音自体は増強する方向であり減弱とは言えない。
  • 気胸、肺気腫、無気肺ではいずれも呼吸音が減弱する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第9回(2001) 問題57|聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。 解説図
鍼灸 第9回(2001) 問題57|聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。
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