学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ B. 眼 / Q0149

理由で解く 臨床医学総論

Q0149 局所の診察

出典:鍼灸 第17回(2009) 問題54
問題
ホルネル症候群で誤っているのはどれか。
選択肢
1 眼裂狭小
2 眼振
3 眼球陥凹
4 縮瞳
解答
正解2(眼振)
解説
✗ 1.
眼裂狭小
✗ 正しい。眼裂狭小はミュラー筋(上眼瞼の交感神経支配筋)の麻痺で生じ、ホルネル症候群の所見である。
✓ 2. 正解
眼振
✓ 誤り。 ホルネル症候群は交感神経障害による眼裂狭小(眼瞼下垂)・縮瞳・眼球陥凹の三徴を呈する。眼振はホルネル症候群の症状ではない。眼振は迷路・小脳・脳幹の障害でみられる。瞳孔反射は正常に保たれる。
✗ 3.
眼球陥凹
✗ 正しい。眼球陥凹は交感神経支配の眼窩筋の麻痺により生じ、ホルネル症候群の所見である。
✗ 4.
縮瞳
✗ 正しい。縮瞳は瞳孔散大筋の交感神経支配が障害されて生じ、ホルネル症候群の所見である。
ポイント
  • ホルネル症候群は眼裂狭小・縮瞳・眼球陥凹の三徴で、眼振はみられない。
  • ホルネル症候群は交感神経障害による眼裂狭小(眼瞼下垂)・縮瞳・眼球陥凹の三徴を呈する。
  • 眼振はホルネル症候群の症状ではない。
  • 重要用語: ホルネル症候群は眼裂狭小、縮瞳、眼球陥凹の三徴で を正確に理解しておくこと。
比較表
ホルネル症候群の所見 機序
縮瞳 瞳孔散大筋の交感神経支配障害
眼瞼下垂(眼裂狭小) ミュラー筋の交感神経支配障害
眼球陥凹 眼窩筋の交感神経支配障害
顔面発汗減少 汗腺の交感神経支配障害
原因疾患 脳血管障害、肺癌、縦隔腫瘍、胸部大動脈瘤
解説画像
鍼灸 第17回(2009) 問題54|ホルネル症候群で誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第17回(2009) 問題54|ホルネル症候群で誤っているのはどれか。
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