学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ B. 眼 / Q0148

理由で解く 臨床医学総論

Q0148 局所の診察

出典:あマ指 第16回(2008) 問題64
問題
複視をきたしやすいのはどれか。
選択肢
1 重症筋無力症
2 筋萎縮性側索硬化症
3 ホルネル症候群
4 ベル麻痺
解答
正解1(重症筋無力症)
解説
✓ 1. 正解
重症筋無力症
✓ 正しい。 重症筋無力症は神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体により、外眼筋が障害され複視をきたしやすい。眼筋型では複視と眼瞼下垂が主症状である。筋萎縮性側索硬化症は運動ニューロン疾患だが外眼筋は障害されにくい。ホルネル症候群は交感神経障害で縮瞳・眼瞼下垂を呈するが複視はない。ベル麻痺は顔面神経麻痺で複視はない。
✗ 2. 誤り
筋萎縮性側索硬化症
筋萎縮性側索硬化症は上下位運動ニューロンの変性だが、外眼筋は障害されにくく複視は通常みられない。
✗ 3. 誤り
ホルネル症候群
ホルネル症候群は交感神経障害で縮瞳・眼瞼下垂を呈するが、眼球運動は正常で複視はない。
✗ 4. 誤り
ベル麻痺
ベル麻痺は顔面神経の末梢性麻痺で閉眼不全を呈するが、眼球運動には影響せず複視はない。
ポイント
  • 重症筋無力症は外眼筋障害により複視と眼瞼下垂をきたしやすい。
  • 重症筋無力症は神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体により、外眼筋が障害され複視をきたしやすい。
  • 眼筋型では複視と眼瞼下垂が主症状である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第16回(2008) 問題64|複視をきたしやすいのはどれか。 解説図
あマ指 第16回(2008) 問題64|複視をきたしやすいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手