学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ F. リンパ節 / Q0141

理由で解く 臨床医学総論

Q0141 全身の診察

出典:あマ指 第18回(2010) 問題63
問題
リンパ節腫脹をきたさないのはどれか。
選択肢
1 伝染性単核球症
2 梅 毒
3 白血病
4 メニエール病
解答
正解4(メニエール病)
解説
✗ 1.
伝染性単核球症
✗ 正しい。伝染性単核球症はEBウイルス感染で発熱・咽頭炎・リンパ節腫脹がみられる。
✗ 2.
梅 毒
✗ 正しい。梅毒では第1期に局所、第2〜3期に多発性リンパ節腫脹がみられる。
✗ 3.
白血病
✗ 正しい。白血病(特に慢性リンパ性白血病)では全身性にリンパ節が腫脹する。
✓ 4. 正解
メニエール病
✓ 誤り。 メニエール病は内リンパ水腫による回転性めまい・難聴・耳鳴りが主症状の疾患であり、リンパ節腫脹をきたすことはない。伝染性単核球症はEBウイルスによりリンパ節腫脹、梅毒は局所〜全身性リンパ節腫脹、白血病(特に慢性リンパ性白血病)は全身性リンパ節腫脹をきたす。
ポイント
  • メニエール病は内耳疾患であり、リンパ節腫脹をきたさない。
  • メニエール病は内リンパ水腫による回転性めまい・難聴・耳鳴りが主症状の疾患であり、リンパ節腫脹をきたすことはない。
  • 伝染性単核球症はEBウイルスによりリンパ節腫脹、梅毒は局所〜全身性リンパ節腫脹、白血病(特に慢性リンパ性白血病)は全身性リンパ節腫脹をきたす。
  • 重要用語: リンパ節腫脹をきたさない を正確に理解しておくこと。
比較表
リンパ節腫脹の原因 圧痛 硬さ 癒着 特徴
二次性リンパ節炎(化膿性) あり なし 皮膚発赤、所属リンパ節が腫脹
リンパ節結核 なし 中等度 あり 頸部好発、膿瘍・瘻孔形成
伝染性単核球症 なし なし 20歳前後、EBウイルス
悪性リンパ腫 なし 弾力硬 なし 初期限局→進行で拡大
悪性腫瘍の転移 なし きわめて硬 なし 表面不整、ウィルヒョウLN
解説画像
あマ指 第18回(2010) 問題63|リンパ節腫脹をきたさないのはどれか。 解説図
あマ指 第18回(2010) 問題63|リンパ節腫脹をきたさないのはどれか。
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